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論文

Uranium chelating ability of decorporation agents in serum evaluated by X-ray absorption spectroscopy

上原 章寛*; 松村 大樹; 辻 卓也; 薬丸 晴子*; 田中 泉*; 城 鮎美*; 齋藤 寛之*; 石原 弘*; 武田(本間) 志乃*

Analytical Methods, 14(24), p.2439 - 2445, 2022/06

 被引用回数:3 パーセンタイル:57.45(Chemistry, Analytical)

Internal exposure to actinides such as uranium and plutonium has been reduced using chelating agents for decorporation because of their potential to induce both radiological and chemical toxicities. This study measures uranium chemical forms in serum in the presence and absence of chelating agents based on X-ray absorption spectroscopy (XAS). The chelating agents used were 1-hydroxyethane 1,1-bisphosphonate (EHBP), inositol hexaphosphate (IP6), deferoxamine B (DFO), and diethylenetriaminepentaacetate (DTPA). The main ligands forming complexes with uranium in the serum were estimated as follows: IP6 $$>$$ EHBP $$>$$ bioligands $$>$$ DFO $$>>$$ DTPA when the concentration ratio of the chelating agent to uranium was 10. Measurements of uranium chemical forms and their concentrations in the serum would be useful for the appropriate treatment using chelating agents for the decorporation of uranium.

論文

食肉中での大腸菌O157:H7の放射線殺菌効果

伊藤 均; Harsojo*

食品照射, 33(1-2), p.29 - 32, 1998/00

病原大腸菌O157:H7は数年前に米国で大規模な食中毒事件を引き起こし、その後、ヨーロッパやわが国に拡散した。病原大腸菌O157も肉製品を介して食中毒を起す可能性があり、放射線処理による衛生化により食中毒を低減できる可能性がある。本研究で牛肉、鶏肉、豚肉等より病原大腸菌の分離を試みたところ、O157:H7と同じ血清反応を示す大腸菌が牛肉、鶏肉、牛肥から各1株分離された。病原大腸菌O157標準株の0.067M燐酸緩衝液中での放射線感受性は一般大腸菌と大差がなく、D$$_{10}$$値は0.12kGyであった。一方、牛肉及び鶏肉分離株のD$$_{10}$$値は0.06kGyであり、牛肥分離株は0.20kGyと分離株により著しく値が変動した。次に牛肉中での標準株の殺菌効果を調べたところ、室温照射でのD$$_{10}$$値は0.26kGyとなり、凍結下で0.46kGyになった。従って、室温照射での殺菌線量は1~1.5kGyであり、凍結下では2~3kGyで十分である。

論文

セリウム内標準法を用いた機器中性子放射化分析法によるヒト血清中のセレンと亜鉛の定量

米澤 仲四郎; 今井 秀樹*; 本郷 哲郎*; 星 三千男; 立川 圓造; 兜 真徳*; 鈴木 継美*

分析化学, 41, p.581 - 587, 1992/00

ガン診断前に採血された血清試料について、Se及びZn濃度と、その後の発ガンリスクとの関連を疫学的に明らかにするため、Ceを内標準とする機器中性子放射化分析法による、少量(0.2ml以下)のヒト血清中のSeとZnの同時定量法を確立した。一定量のCe標準溶液を添加した血清試料と比較標準溶液を合成石英管に減圧封入し、Ge(Li)検出器で$$gamma$$線スペクトルを測定する。試料及び比較標準試料の$$^{141}$$Ceに対する$$^{75}$$Seと$$^{65}$$Znの$$gamma$$線ピーク面積比から、試料中のSe及びZn含量を算出する。本法による同一試料14個の定量値の変動係数は3.0%(Se)及び5.2%(Zn)であった。本法による血清試料及びNIST Bovine Liver標準試料(SRM1577,1577a)の定量値は、NISTの保証値を含む他の方法による定量値と、極めて良く一致することが確認された。

論文

$$gamma$$線照射によるRNAウイルスの不活化

野々宮 孝*; 伊藤 均; 森本 明徳*; 山城 富男*; 石垣 功; 岩槻 和男*; 提 孝正*

食品照射, 26(1-2), p.19 - 26, 1992/00

現在輸入されている畜産物の種類は多岐にわたっており、これら畜産物について動物検疫上特に問題となる家畜のウイルス性疾病として、口蹄疫、牛疫、アフリカ豚コレラなどの海外の悪性伝染病がある。その侵入防止対策としては薬品による消毒が行われているが、全ての品目に適用できないし、効果も不十分である。これまでDNAウイルスについては約20kGyで凍結下で消毒できることを明らかにしており、今回はRNAウィルスについて検討した。ここでは、分子サイズの異なる4種のウイルスを用いたが、いずれもDNAウイルスより抵抗性が強く、ドライアイス凍結下では30kGyが消毒に必要な線量であった。この場合血清の中和抗体価や電気泳動による泳動パターンも非照射と比べ変化は認められなかった。一方、室温では約6~16kGyで血清蛋白の変性が認められた。この結果は血液製剤の消毒にも応用可能と思われる。

論文

Inhibition of atrial natriuretic peptide-induced cyclic GMP accumulation in the bovine endothelial cells with anti-atrial natriuretic peptide receptor antiserum

石堂 正美; 藤田 哲郎*; 下中 基幸*; 佐伯 敏彦*; 大内 俊治*; 久米 民和; 石垣 功; 広瀬 茂久*

J. Biol. Chem., 264(1), p.641 - 645, 1989/00

ANPレセプターに対する抗血清を用いて、このレセプターがグアニレートサイクレース(GC)の活性化に連関していることを示した。これまでは、ANPレセプターは一般にサイクレースに連関しているとは考えられていなかったが、今回の結果でGCの活性化に対応していることが明らかになった。すなわち、ウシ内皮細胞組織に抗血清を加えることにより、ANPによって誘導されるCGMPの応答がブロックされた結果から、ANPレセプターのGC活性化作用が明らかになった。また、ANPレセプターとGCの解離型複合体の存在が、放射線失活法の結果でわかった。

論文

徐放性テストステロン義睾丸のin vivo性能評価

吉田 勝; 浅野 雅春; 嘉悦 勲; 今井 強一*; 真下 逡*; 湯浅 久子*; 山中 英寿*; 鈴木 慶二*

人工臓器, 14(2), p.809 - 812, 1985/00

テストステロンを含む卵状の生体非分解ポリマー義睾丸を親水性ビニルモノマーの低温放射線重合によって調整した。得られた義睾丸は1個当り約2.05g(40wt%テストステロン含有)の重さをもつ。この義睾丸からのテストステロンの媒液中(水が主成分)における放出速度はビニルモノマーに対するテストステロンの溶解性(生成ポリマー中での分散状態)および得られたポリマー担体の親水性に依存することが分った。すなわち、テストステロンの溶解性とポリマーの親水性の増加とともに、義睾丸からのテストステロンの放出は著明に増大した。本研究ではHEMA/HPMA(70/30)コポリマーより成る義睾丸を去勢した家兎の陰のう部位に埋入留置した。この義睾丸からのテストステロンのみかけのin vivo平均放出速度は1.2mg/dayであった。一方、血清テストステロン濃度は、初期段階でゆるやかに減少し、そののち10mg/mlで一定値を維持した。

論文

Testosteroneのラット皮下透過特性に及ぼす徐放性複合体中に含まれるpolyethylene glycol(Mn=1,900$$sim$$2,100)の作用

吉田 勝; 浅野 雅春; 嘉悦 勲; 山中 英寿*; 中井 克幸*; 志田 圭三*

高分子論文集, 41(3), p.145 - 150, 1984/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:14.33(Polymer Science)

ポリエチレングリコール(Mn=1900-2100)を含む徐放性テストステロン複合体を去勢したウイスター系ラットの背中皮下に最高で90日間にわたって埋入した。埋入から7,30,90日目に複合体から放出されたテストステロンのin vivo累積量は各々498,2120,6913$$mu$$gであった。これはポリエチレングリコールを含まない複合体系のin vivo累積放出量より約3.2倍増加した。一方、ポリエチレングリコールを含む複合体系のin vivoとin vivoにおける累積放出量を比較した場合、in vivoより約2倍高い値を示した。このことから、ポリエチレングリコールが生体組織内における薬物の透過・拡散(輸送)を促進する物質として働いていると結論した。これは血清テストステロン濃度および前立腺腹葉の重量変化を尺度とした薬理作用の結果からも示唆される。

論文

Stabilization of photosystem II(O$$_{2}$$ evolution)of spinach chloroplasts by radiation-induced immobilization

藤村 卓; 吉井 文男; 嘉悦 勲

Plant Physiol., 67(2), p.351 - 354, 1981/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:62.47(Plant Sciences)

低温放射線重合法により固定化したクロロプラストは、固定化しないものとくらべて長い期間活性を保持した。この活性をさらに長くするために、保護剤を含む緩衝液中で保存した。保護剤としては牛血清アルブミン(BSA)を使い、緩衝液中に2.5%添加した。固定化物をBSAを含む緩衝液中で保存すると40日以上光化学IIの活性を保持した。また緩衝液中で活性が減衰してきた固定化物に、BSAを加えると、活性が回復し、そのまま長い期間活性を保持した。一方、固定化しないものも固定化物と同じような傾向を示したが、最高100時間程度しか活性は保持されなかった。したがって、固定化物のBSAを含む緩衝液の中では、固定化物の緩衝液中または固定化していないクロロプラストのBSAを含む緩衝液中保存にくらべて著しく長い間活性を保持できた。この保護剤はクロロプラストの活性を禁止する物質を除去するような作用があると考えられる。

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